コールドフォイル印刷とは?
コールドフォイル印刷は箔を使った新しい印刷技術です。箔を特色インキのような感覚で使うことができるのが最大の特徴で 好きな場所に好きなだけ、狭い範囲でも広い範囲でも、メタリック表現を指定することができます。
メタリック=「箔」を付与した後に、箔の上から印刷を行なうため、通常の箔押しではできなかったメタリックカラーを自由に作り出すことができます。
「メタリック」な表現でインパクトのある印刷が可能!
先ず箔の版のみを印刷(付着)し、その上にUV印刷を行い、メタリックな色を出します。
メタリックを使ったグラデーションなどの繊細な表現も可能です。
強度も◎ 箔表現をより綺麗に強く保つ「UV印刷」を併用
コールドフォイルは、箔表現の部分に印刷機で糊を塗布してから、 箔を付与します。この糊は、UV(紫外線)を照射すると硬化する仕組みになっており、 印刷の最後に紫外線を照射することで、箔をしっかりと定着させることができます。
また、絵柄を印刷するUV印刷も紫外線を当てると硬化するインクを使った印刷の技術で 印刷の最後に紫外線を照射すると、印刷物がすぐに"乾く"ので、 フォイルの上に乗ったインクが、色移りや色落ちなどの不良を起こすことを防ぎます。
更に、従来の印刷に比べると被膜が厚いため、摩擦などにも強いという特徴があります。
コールドフォイルの印刷工程
1.接着剤印刷
箔押しを行う紙やフィルム基材に専用の接着剤を印刷します。
2.箔の圧着・転写
接着剤が印刷された基材にコールドフォイルを圧着します。フォイルを剥がすと接着剤部分のみ箔が転写されます。
3.オフセット印刷
箔が転写された基材にオフセット印刷をおこないます。
4.硬化・定着
箔が転写された基材にオフセット印刷をおこないます。