DMのABテスト
DMの内容によって、反響が10倍違うこともあるほど、DMの内容は重要なものです。
しかし、特にDMを初めて実施する場合、どのようなDMであれば効果が出るのか
わからない場合があります。
DMの送付スケジュールに余裕がある場合や、季節に左右されない内容の場合
顧客リストの一部を使ってDMの反響をテストすることができます。
DMをテストする基本的な流れと方法
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どのようなDMにすれば反響が取れるのか仮説がいくつかある場合や 送付数の多いDMの場合は、予め反響のテストをすることがおすすめです。 反応の良さそうなDMを2〜3種類程度作り それぞれのDMの反響を個別に集計できるよう DMごとに、別々の媒体番号や電話番号を記載するようにします。 |
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顧客リストから一部のリストを抜き取り テストしたいDMの数分にグループ分けします。 この時、グループ毎の顧客の特性に偏りが出ないように注意します。 また、送付に際しても、送付日などの諸条件に 違いが出ないように注意します。 失敗例として、グループを二つに分けた時に グループAは10代が多く、Bは30代が多いと 反響に違いが出た時に、DMの内容が原因なのか 年齢の違いが原因なのかがわからなくなってしまいます。 |
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どのDMの反響が良かったのかを集計します。 反響を集計する時は、1ヶ月から3ヶ月の期間を取ることが理想的です。 DMの内容によって、反響の出るタイミングが違う場合があるためです。 |
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反響の良かったDMで残りの顧客にDMを送ることで DMの効果をより高めることができます。 注意点としては、例えば、複数種類のDMの反響を集計した時に 「DM<A>は反響が一番悪かったが、30代からの申込数が突出して多かった」 などの傾向が見えた場合、30代には一番反響の良かったDMよりも DM<A>を送る方が効果が高い可能性があります。 DMの反響を計測する際は、顧客特性なども注意して見ることが大切です。 |