マーケティング用語集
広告宣伝の打ち合わせはカタカナのマーケティング用語が溢れ、知らない単語が出てくると話が分からなくなるようなことも!
ここでは、打ち合わせで頻繁に出てくる「今更聞けないマーケティング用語」をまとめてあります。打ち合わせの前にこのページをチェックすれば安心です。
マーケティング
マーケティングは「顧客を引き付け、維持すること」(セオドア・レビット)であり、 ピーター・ドラッカーは「マーケティングの目的は、販売を不必要にすることだ。マーケティングの目的は、顧客について十分に理解し、顧客に合った製品やサービスが自然に売れるようにすることなのだ」と説明しています。この点で購入を促す「販促」と「マーケティング」は区別されています。
販促ツール
店頭での棚売り、営業マンや販売員による販売を助けるためのツール。POP、ポスター、チラシ、DM、会社案内、製品カタログ、ノベルティなど。
ペルソナ
ペルソナ(persona)」とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のこと。年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイルなど、あたかも実在かのように人物像を設定し、その人に選ばれるための広告宣伝施策を立案していきます。
セグメンテーション
自社の製品・サービスのターゲット市場を、特定の顧客条件でセグメント化(分類)すること。
パレートの法則
別名2:8の法則。上得意顧客の説明などで、「上位20%の顧客が売り上げの80%を占める」などの説明に使われます。
AIDMAの法則
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の頭文字を取ったもので、消費者があるモノを認知し、購買行動に至るまでのプロセスの法則。
SWOT分析
企業の強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の全体的な評価。外部環境分析(機会/脅威の分析)と内部環境分析(強み/弱みの分析)に分けて分析します。
ブランディング
企業が顧客にとって価値のあるブランド(自社の価値・差別化)を構築するための活動。
CRM
カスタマー・リレーションシップ・マネジメントの略で、顧客データベースなどを活用しながら、顧客の興味や関心を推測し、購買可能性が高いと思われる顧客を絞り込み特定のオファーを行ったりしながら顧客との関係性を高めていく活動。
CS
カスタマー・サティスファクションの略で、顧客満足を指します。顧客満足に注意を払うことが将来の市場シェアにつながるという点で企業活動の指標となっています。
LTV
顧客生涯価値(life time value)の略で、顧客との長期的関係の上で期待できる取引価値を指します。市場シェアよりも、既存顧客の維持を重視した顧客シェア型の戦略が成果を追求する上では必要となっています。
パーソナライズ
ユーザー個々の基本的な属性情報や、興味・関心などの登録情報、行動履歴などのデータを元に分析、絞り込みを行い、個別の情報提供、機能提供を行なうことを指します。「あなただけ」「お誕生日特典」などで特別なオファーを出す広告など。
リード
マーケティング用語における「Lead」は、 「手がかり、糸口、きっかけ、先手」=「見込み客」という意味を表します。「会員登録したら」「資料請求したら」「見積もり依頼が来たら」など、なにをもってリードとするかは会社や目標によってさまざまです。
コンバージョン(CV)
コンバージョンは「Webサイトで獲得できる最終的な成果」です。何を成果と定義するかは会社や目標によってさまざまですが、特定のページの閲覧や、お問い合わせ、資料請求、商品やサービスの購入などをコンバージョンとするのが一般的です。
CI
CIはコーポレート・アイデンティティ(Corporate Identity)の略称です。企業が自社の理念や特性を社会に共有し、企業内外に統一したイメージをつくることで、より良い会社をつくろうとする企業戦略のことを指します。転じて、デザイン業務においてはシンボルマークやロゴタイプをつくる事と捉えられる事もあります。
VI
VIはビジュアル・アイデンティティ(Visual Identity)の略称で、CIを構成する一つの要素です。企業の象徴となるシンボルマークやロゴタイプといった視覚(ビジュアル)の統一をしようという施策で、デザイン業務においては、一連のツールを統一したビジュアルで展開する事と捉える事もあります。
レバレッジ効果
レバレッジ(=てこ)の作用にたとえ、少額の投資資金で大きなリターンを狙うことを指します。マーケティング活動においてはリスティング広告など低価格で広告を出し、成果を出す説明に使用されます。
カスタマー
エクスペリエンス(CX)
「顧客が体験する価値」のことを意味します。購入前の販促〜購入後のサポートまで、商品を購入する際にユーザーが得られるカスタマーエクスペリエンスが期待以上であれば、ユーザーはその会社を気に入りリピートしてくれる可能性が高まります。
オウンドメディア
オウンドメディア(Owned Media)は、企業が運営するウェブマガジンやブログを指します。自社や商品について説明するページを作成することで自社WEBサイトへの流入を増やす事を目的として運用されます。
PASONAの法則
PASONA(パソナ)の法則とは、消費者の購買を促すためのメッセージの法則性を表したものです。
P)Problem - 問題を提起する。
A)Agitation - 問題を炙り出し、あおりたてる。
So)Solution - 解決策の提示と証拠
N)Narrow down - 限定、緊急、絞込み。
A)Action - 行動
消費者に購買を促す上記5段階ごとに適切なメッセージを提示する事で成約数を増やす事ができるという考え方です。
KPI
KPIは「Key Performance Indicator」の略で、「重要達成度指標」などと訳されます。詳しく見る